まつげエクステンションのタイプ

最近では幅広い年齢の女性から注目されているまつげエクステンション。その種類は大きくわけてシートタイプとバルクタイプがあるのは知っていましたか？

シートタイプ・バルクタイプそれぞれにメリットがあり、施術者によってどちらが使いやすいか好みが分かれます。

ここではシートタイプとバルクタイプのそれぞれのメリットを紹介します。

シートタイプ

まつげエクステンションシートタイプ

多くの施術者が使いやすいと愛用しているシートタイプ。

エクステンションの毛先が上を向いてテープに1列に並んでいて、バラつきがなく取りやすくなっています。シート裏は粘着がついているのでどこでも取りやすい場所に貼付ける事ができ、とても便利で施術時間の短縮になります。まつげエクステンションが1本1本キレイに並んでいるので、ツィザーでつかみやすいところもシートタイプのメリットだと言えます。

また、ケースに入っているため管理も容易です。

バルクタイプ

まつげエクステンションバルクタイプ

バルクタイプはツィーザーで掴む際に施術者が方向をそろえて掴む必要がありますが、シートタイプにはない4ミリや5ミリも展開されている商品が多く、下まつげにも対応しています。

価格もシートタイプよりお得で、購入時も量で選べて使いたい分だけ購入できるので便利です。セルフまつげエクステンションをする場合は一番少ない量でも十分な量です。

毛質について

サンプルイメージ

現在エクステンションの毛質の主流は、『シルク』『ミンク』『セーブル』の3種類です。

高級感の演出、文字のイメージの良さからこのような商品名が付いていますが、原料のほとんどがポリブチレンテレフタレート(PBT)という化学繊維です。

こちらの素材を特殊な機械で熱加工処理し、カールをつけていきます。商品によって柔らかさが異なりますが、エクステンションを加工する際のカット方法などで柔らかさが変わります。

根元から毛先に向かって徐々に先細りになっている形状のエクステンションと根元から毛先手前まで同じ太さで毛先だけが細いエクステンションでは前者のほうが柔らかくなります。

また、原料自体の柔らかさの違いもありますが、いくら原料が柔らかいものでも太さが太くなればなるほど硬くなり、細くなれば細くなるほど柔らかくなります。

実際に本物のミンクの毛を使用したエクステンションも販売されています。

本物の動物の毛のためキューティクルが存在するのでグルーの絡みがよく、自まつげとの相性も良く吸い付くように装着が可能です。しかし太さがまちまちであったり、熱に弱くカールの形状記憶力が低いためお湯につけるとカールが取れてしまう欠点もあります。一時は柔らかさと高級感から注目されていましたが、現状あまり出回っていない状態です。